敬愛大学 校友会報 -Keiai University Press-
HOME > OB・OGから > 継続力と忍耐力を培ってくれたテニス漬けの4年間。
HOMEへ
「TOPICS」へ
「学校から」へ
「OB・OGから」へ
「CAMPUS Now」へ
「ESSAY」へ
「編集後記」へ
敬愛大学校友会
〒263-8588
千葉市稲毛区穴川1丁目5番21号
TEL 043-251-6363 (代)
OB・OGから

 大学時代はテニス一筋だった私にとって、一番想い出に残っていることといえば、硬式テニス部を創設したことです。
 当時も、テニスサークルはあったことはあったんですが、そこはお楽しみ系のサークル。中学からテニスをやっていて、競技スポーツとしてみんなで上を目指すテニスをやりたかった自分は、ゼロから新しい硬式テニス部をつくることにしました。
 実は私は大学受験に失敗し、その後2年間は、親に迷惑をかけっぱなしの荒れたフリーター生活を送っていました。しかしこのままじゃいけないと一念発起し、2年遅れで敬愛大学に入学。遠回りしてもせっかく大学に入ったかぎりは、在学中に人にPRできる何かを成し遂げねばという気持ちも強かったんです。
 1年次はまず、部をつくるための組織づくりからスタート。ゼミの仲間を中心に部員を集め、インターネットで情報収集しながら、県内や都内の他大学のテニス部を訪問して回り、具体的にどんなふうに活動しているのかを教えてもらいました。
 経験者の自分がキャプテン&指導者となりながら、しっかり練習して上を目指すクラブができつつあると思ったのも束の間、2年次は挫折の連続。厳しくやっていたので反感を買うことが多く、成績も振るわず、何をやってもうまくいかない苦しい時期が続きました。
 それが変わったのが3年次の時。千葉県学生テニスリーグで4部優勝・3部昇格を果たし、ようやく敬愛大学硬式テニス部の存在が、学内でも他大学にも認められ始めました。
 そして4年次にはとうとう、念願の2部優勝・1部昇格を達成!シングルスもダブルスも出場し、主将として一つも落とせない立場の自分は責任が重かっただけに、この時みんなで勝ち取った団体優勝は、生涯忘れられないほど良い想い出となっています。
 辛いことも色々ありましたが、途中で投げ出さずに一つのことをやり遂げることの大切さをそこで痛感。強いテニス部をつくりあげるために必死だったあの4年間が、今の自分の武器となっている継続力と忍耐力を養ってくれたと思っています。
 卒業後は、某IT企業に5年間勤めたのち、平成24年5月から敬愛大学のキャリアセンターで働いています。硬式テニス部のコーチに卒業後就任し(ずっと)続けて、テニス部後輩へ練習指導、他大学との関係構築、近隣高校との高大連携等様々な活動をしています。
 卒業生の皆さん、稲毛キャンパスには立派な3号館もでき、我らが母校は多彩に進化しているので、大学祭などの機会には、皆さんもぜひ、遊びにきてください。そして敬愛大学をもっと飛躍させる為、卒業生の皆さんにご相談することもあるとは存じますが、一生懸命職員として卒業生として頑張っていきますので、応援宜しくお願い致します。



voice keiai
小島 健
HOME OB・OGから
PAGE TOP
Copyright (c) Keiai univ. All Rights Reserved.