高校生時代、将来は公務員になろうと考えていた僕ですが、高校の先生からの「君は教師に向いている。同じ公務員なら先生の方が合っていると思うよ」の一言で、「確かにそうかもしれないな」と敬愛大学に入りました。
大学時代は、学校に関わってみたいという思いから学友会に入り、会計を担当していました。お金を扱うので誤差が生じてはいけないという難しさはありましたが、先輩や後輩、部活をはじめ学内のいろいろな団体との交流が生まれ、自分の世界が広がりました。また、学友会の役員として人前で話す経験を積んだことも、小学校の教壇に立つようになった今、とても役に立っています。
僕にとって敬愛大学は、温かい場所です。先生方は手厚く指導をしてくださいますし、生徒のことを親身になって考えてくれます。特に、教員採用試験についての対策やアドバイスは大いに助かりました。おかげさまで念願が叶って4月から小学校で教員をしています。
小学校の先生の仕事は大変多くて、忙殺される日々ですが、子どもたちと関わるのが好きなので、毎日が本当に楽しいです。授業を進める上で、大学で学んだ指導案の書き方や、教科の指導方法はもちろん役に立っています。それから、卒論を書く中で学んだ、集中して研究し、全力で物事に対処する姿勢が、仕事の上で意外に重要であることも、社会に出てから気付いたことの一つです。
僕は学校の先生の中で一番若いこともあり、子どもたちが比較的気軽に「先生一緒に遊ぼう」とか「いっしょにやろうよ」と声をかけてくれます。そんな時にも「小学校の教師になってよかった」と実感します。せっかく先生になったのですから、子どもたちの信頼を得て、もっといい授業や生徒指導、学級経営をして、子どもたちが「明日も学校が楽しみ。早く行きたい」と言ってくれるようなクラスを作っていきたいですね。
プライベートなことでは、海外旅行、特にイタリアに行きたいという夢も持っています。景色もきれいだし、ピザやパスタ、ジェラートなど食べ物も美味しそう。近い将来、ぜひ行ってみようと思っています。
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