敬愛大学 校友会報 -Keiai University Press-
HOME > OB・OGから > バイト先で見た世の中の縮図そこで得た教訓は今も生きている
HOMEへ
「TOPICS」へ
「学校から」へ
「OB・OGから」へ
「CAMPUS Now」へ
「ESSAY」へ
「編集後記」へ
敬愛大学校友会
〒263-8588
千葉市稲毛区穴川1丁目5番21号
TEL 043-251-6363 (代)
OB・OGから

 敬愛大学を卒業したのは30年以上も前になりますが、今でもはっきり覚えているのがアルバイトでの経験です。埼玉の実家から通っていた私は、地場産業である五月人形の工場で人形を作るバイトをしていました。といっても、学生でもできる簡単な作業です。そこで働く方々を見ていて、人間関係の大切さを痛感しました。同じくらい仕事ができる人でも、上司や同僚、さらには社長と良好なコミュニケーションが築けている人と、そうでない人では、仕事のやりやすさや、社内での立場が大きく変わってくるのです。そのコミュニケーションの基本は、人に対する心遣いや気配りであることもバイトをしているなかで気付きました。会計事務所に就職し、30年以上働いているこの間も、バイト先での気付きは、顧客に対する心配り、気配りという形で生きていますね。
 そうそう、大学時代はサークル活動でハイキング部に所属していたことも楽しい思い出です。ハイキングは、山岳部の登山に比べると、ちょっと緩いところがいいんです。ハイキングに出かけた後は、お酒を飲んで盛り上がるというのが定番でした。サークルの仲間とは今でもよくハイキングに行きます。つい最近も埼玉県の飯能に出かけて山歩きをしました。敬愛はこじんまりした大学だからこそアットホームな雰囲気があって、卒業後もその雰囲気のまま付き合っていけるのがいいところ。いくつになっても、合ったとたんに昔のままです。社会に出ると、どうしても利害関係がからんだりして、こういう付き合いはできないですからね。OG・OBのみなさんで、大学時代の友だちと疎遠になっているという方がいたら、『ぜひ同級生と合いましょう!』とお伝えしたいですね。
 会計事務所の仕事は、お客様のお金に関することを扱うので、かなりストレスフルです。だからこそ、日々のなかにささやかな楽しみを作るようにしています。今の楽しみは日帰り温泉に行くこと。それから、高校時代バスケットボールをしていてボール競技が好きなので、Jリーグの観戦もよく行きますね。出身が茨城なので、鹿島アントラーズを応援しています。あとは孫と遊ぶこと。それが私のリフレッシュの3本柱です。
 50代も半ばを過ぎ、そろそろ定年が視野に入ってくる年齢になりました。今の仕事を長く続けてきましたから、定年後は何か全く別のことをはじめるつもりです。まあ、もうちょっと先になってからの話ですけどね。

 

voice keiai
白土 親一
HOME OB・OGから
PAGE TOP
Copyright (c) Keiai univ. All Rights Reserved.