敬愛大学 校友会報 -Keiai University Press-
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今は土地改良区の職員として農業用水の安定供給に貢献
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敬愛大学校友会
〒263-8588
千葉市稲毛区穴川1丁目5番21号
TEL 043-251-6363 (代)
OB・OGから

 昨年10月、沖縄の古宇利にリゾートホテル「シーブリーズ古宇利」をオープンしました。ここに至るまでの道のりは山あり谷ありでしたが、詳細をお話しすると誌面が足りなくなるので、コンパクトにお話します。
 敬愛大学卒業後、私はワーキンホリデーを利用してオーストラリアに行きました。そして、ギリシャ人の社長が経営するお土産物屋で1年半働いて、日本に帰国して一般の企業に就職しました。ところが、ギリシャ人の社長が新しいビジネスを始めるので手伝ってほしいと口説かれ、3年後に再度オーストラリアに渡航。以来23年間、オーストラリアで働いてきました。後半は自分で起業して、アクセサリーの卸売り販売をしていました。
 日本に帰ってきたのは5年前。アクセサリーの会社がヒットして、好条件で会社を売却することができたので、その資金を基に、前々から興味があったホテル経営をしようと思ったのです。5年前に帰国してから、昨年ホテルがオープンするまでは、沖縄のホテルで働きながらホテル経営のノウハウを学んでいました。
 ではそもそもなぜ海外に興味を持ったのか、そのきっかけが敬愛大学でした。野球部に所属していた私は、千葉県代表に選抜されてアメリカ遠征の機会をもらいました。選手として訪れたアメリカは何もかもスケールが大きく、私の価値観は大きく揺さぶられました。さらに、4年間野球漬けの日々でしたから、いざ卒業となっても自分が何をやりたいのか分からない。だったら海外で自分が何をしたいのか探してみようと思ったのです。
 オーストラリアで働き始めた最初の5年間は、苦しくて何度も帰りたいと思いました。失敗もたくさんしました。でもね、やると決めたら成功するとか失敗するとか関係なく、鍋の蓋は開けないと気が済まないのが私の性分。それに、先々のことでクヨクヨせずに今を楽しむのが私のモットー。人生ってやったもん勝ちですからね。
 「シーブリーズ古宇利」は、全室オーシャンビュー&客室専用ジャグジー付きで、キャッチコピーは“大人のラグジュアリーホテル”。屋上でBBQも楽しめて、満点の星空を眺められるとあって、旅行サイトの口コミでの評判も上々です。都会の生活で息苦しさを感じた時など、ここに来てリフレッシュしてもらえれば嬉しいですね。
校友会の皆さん、ご家族やお友だちとぜひガス抜きにいらしてください。精一杯おもてなししますよ。



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草野 力
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